画像引用出典:新日本プロレスワールド
ケニーオメガの東スポ最新インタビュー・・・
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) February 23, 2019
AEWへ参戦することになったケニーオメガの胸中を隠すこと無く語っている。
https://blog.with2.net/link/?id=2049401&cid=1226
語っているのだが・・・
秋岡的には見なければ良かったと感じてしまった。
一つ言っておくが私は新日本プロレスのファン。
新日本プロレスさえ良ければ後はどうでもいいと思っている。
(プロレス界全体への愛ももちろんあるが・・・最後に優先するのはってこと)
今回のケニーオメガのインタビュー・・・
多くのファンが『頑張って!またいつか新日本プロレスに!』と感じたと思う。
ん~・・・
良いんだけど良くない。
なんだかもやもやしてしまう。
――10年過ごした日本を離れることになるが
ケニー:だから契約の中でチャンス、タイミングが合えばいつでも新日本にも戻れるような項目をつくった。WWEのような契約ではない。本当に俺は今、どこでも出られるんだよ。副社長としての仕事が忙しいから、まずはそっちに集中しないといけないけどね。
引用出典:東スポWEB
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要するに新日本プロレスには出れる状態みたいです。
このことは多くのファンが喜ぶ発言であると思います。
シークレットにしておいても良かった部分をあえて公表したと見るのが自然でしょう。
日本のファンを大事に思っているケニーオメガの優しさが伝わってくるようです。
ファンにいずれ帰ってくることを公表する。
ここは良かったんです。
私的にも。
でも全体としてどうかと思ったのです。
それはまずこの部分。
――AEWへの移籍を決めた
ケニー:もちろん日本は大好きだよ。まだ住んでるし、好きなプロレスも日本にある。でも新日本で今の自分ができることがあまりなかった。
引用出典:東スポWEB
新日本プロレスで出来ることがあまりない。
だからAEWへ移籍を決めた。
コレについては東京ドームのメインイベンターとして出場したことが挙げられています。
ケニーオメガの一番大きな夢を叶えてしまった。
まあ一通りのメイン選手とも当たっていますからね。
やり尽くしたと感じたのでしょう。
ケニー:自分の好きなプロレスを世界に見せたい。それがAEWだった。
(中略)
自分のプロレスを通じて、見る人の人生を変えたい。うつ病の人がプロレスを見るとうれしくなって自分の問題を忘れられるとか、そういうことの方が重要。お金や自己実現のために戦うレスラーも多いけど、俺は美しいアートを見せたい。
引用出典:東スポWEB
お金ではなく自分のやりたいプロレスをしたい。
以前から語られているケニーオメガのプロレス観。
ココらへんはブレていないと思います。
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しかしここからが秋岡がもやもやした部分・・・
ケニー:これまでの業界では、まるで会社のスタッフやオーナーがファンに対し「これがプロレスですよ」と上から教えてるような風潮があった。AEWは違う。選手たちがそれぞれ大事にしている心からのプロレスを見せることができる。
引用出典:東スポWEB
いやいやいや!
今コレを言いますか?
『AEWは心からのプロレスを見せることができる』
・・・じゃあ新日本プロレスは心からのプロレスを見せることが出来ないんですか?
今の今までいた団体に対してその発言はもやもやします。
以前WWEでは好きなことが出来ない、新日本プロレスなら可能みたいな発言をしていたと思ったのですが・・・
『まるで会社のスタッフやオーナーがファンに対し「これがプロレスですよ」と上から教えてるような風潮があった。』
こんなことありますか?新日本プロレスで。私は少なくとも感じません。
もしケニーオメガがプロレス業界全体のことを言っているのだとしても当然新日本プロレスもそこには含まれていると考えられます。
明らかに新日本プロレスを批判しています。
※追記
メイ社長のことを言っているのか?だとしてもメイ社長のコラムは「これがプロレスですよ」という感じではなく「私が好きなプロレスはこんなプロレスですよ」って感じの書き方だが・・・
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そしてこのコメント・・・
ケニー:今の時代において、新日本がミスしていると思うのは、女子が試合に出られないことだ。昨年6月に俺が関わった(格闘ゲームのイベント)「CEO×NJPW」(フロリダ州)では、女子の試合を1つ入れたくて新日本に提案した。結局「それは新日本ではない」と断られた。今はもう2019年だ。女子と男子は同じステージに立てると思っている。そして俺がいいと思っている女子選手はほとんど日本にいる。
引用出典:東スポWEB
女子選手のスカウトを現在担当しているケニーオメガ。
新日本プロレスに在籍中に女子選手の試合を提案したが却下されたという。
これは・・・
プロセスの問題だと思います。
ケニーオメガの気持ちもわかる。
しかし新日本プロレスの気持ちもわかる。
急に女子選手の試合を盛り込むのは難しいと思います。
採用するにしても徐々に進めていく話。
例えば鈴木軍興行のようにゴールデンラヴァーズ興行で行っても良かったのではないでしょうか?
新日本プロレスに所属していては出来ないことが有るのは当然です。
自分の会社ではないのだから。
自分の好きなことやりたいことが出来ないから辞める。
コレもいいでしょう。
夢を実現するためにはその行動も必要です。
しかし・・・
『批判』することは違う。
新日本プロレスがミス?
それはケニーオメガとの考えの違いであってどちらがよりbetterであるかという話ではないと思う。
新日本プロレスも過去東京ドーム大会で全日本女子プロレスをあげたことがあった。
その試合は全試合の中でも盛り上がった部類に入る大声援でした。
だから全くあげていないわけではない。
物事にはタイミングとプロセスが必要。
そこを飛ばしている発言に思える。
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ケニー:それと、俺はDDTとまた仕事をしたいんだ。DDTのスタイルを見せたいし、坂崎さんのスタイルは本当のオリジナル。
(中略)
DDTやOZ(アカデミー)だけでなく、WAVEや我闘雲舞とも話をして、フリーの選手にも声をかけている。他にもいろいろな団体と話をしたいと思っているよ。
引用出典:東スポWEB
女子プロレスの選手の獲得を行っていることがわかる。
STARDOMが含まれていないことを考えるとWWEと被らない範囲で模索しているということだろう。
・・・・・・・
なんだかWWEと同じことしてるような・・・
まあ女子の話はあまり掘り下げませんが・・・私としては尾崎魔弓がいたらそれでいいのでW
結局ケニーオメガはDDTのスタイルが好きなのでしょう。
どちらが良い悪いではありませんが。
私が以前ネットに書いて大荒れしたことをもう一度書きますが、私はDDTのスタイルが主流となることは『大反対』です。
はっきりと拒否します。
意味わかりますか?
DDTを否定しているのではなく『主流』となることを否定しているんです。
あくまでも新日本プロレスやNOAH、全日本プロレスがやっていることが『主流なプロレス』であって、それがしっかりと確立しているからDDTがやっているスタイルが成り立つと私は考えています。
むしろその関係性があるからこそDDTが輝けている。
だからAEWでケニーオメガがDDTのスタイルをやれば海外でめちゃくちゃウケると思う。
でもそれは海外的には新日本プロレスがあるからウケるのだと思う。
・・・何が言いたいか伝わったかな。
ケニー:この業界には政治的な部分があって、例えば新日本がルチャの団体と仕事をするのはなぜかCMLLだけ。その理由をちゃんと分かる人間がいるのか? それは“背広組”だけの問題だ。AEWは「選手イコール会社」だからそういう考えはない。もしやりたいことが一緒の団体があるなら一緒にやりたい。
引用出典:東スポWEB
言っていることは正しい。
しかしどこか子供っぽい。
『戦争をしている国の解決法は酒を一緒に飲めば解決』
みたいな発想の人いますよね。
そんな話にも見えてしまう。
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ケニーオメガは副社長みたいですが・・・
今後の経営手腕に注目してみたいと思います。
本当に彼が言っているようなことが可能なのか。
一つ秋岡が最後に思ったのは・・・
今後日本の団体に出るなら新日本プロレスではなくDDTに出たら良いんじゃないかな
ってこと。
『契約の中でチャンス、タイミングが合えばいつでも新日本にも戻れるような項目をつくった。』
そんな片手間なことしていないでしっかりとやりたいこと=『AEW』の成功に奔走したほうが良い。
外からの新日本プロレスの批判は秋岡的にNO。批判するなら中にいるときにしてよねって感じ。
しかしケニーオメガの『AEW』は応援する。
新たなプロレスの可能性をしっかりと作ってほしい。
『AEW』VS『新日本プロレス』なら大歓迎ですよ!
以上批判くるかもしれない秋岡の感想でした。
https://blog.with2.net/link/?id=2049401&cid=1226
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