新年は真面目な内容で秋岡清文が語ります!!!
あなたのまわりにありふれている『プラスチック』。
ストロー、レジ袋、ペットボトル・・・
使っているうちはすごく便利ですよね。
なくてはならないもの。
でも今世界的に削減の動きが出ている。
はい、久々ですねこの流れw
プロレスブログで環境問題。
ひとと違った目線で物事を捉えるのが好きなんです、私は。
最後にはいつものように新日本プロレスとつなげますよ!
さてさて昨今のニュースでも取り上げられている【プラスチックごみ問題】。
環境省が策定中のプラスチックごみ削減戦略の素案で、2030年までの数値目標として、ペットボトルやレジ袋、食品容器など使い捨てプラスチック排出量の25%削減を盛り込むことが13日分かった。植物などを原料とし環境に優しいバイオ素材の国内利用は13年度の7万トンから約200万トンに拡大する。素案は19日の中央環境審議会小委員会に提示する。
政府がプラごみ削減の目標をつくるのは初めて。削減のための具体策や数値目標を含む「プラスチック資源循環戦略」は年内に大枠を取りまとめる方針だ。
環境省は目標達成に向け、小売店などにレジ袋の有料化を義務付ける。
引用出典:共同通信
知っていましたか?国をあげて【プラスチックごみ】の削減に動いていることを。
エコロジストが騒いでいる話ではなく国レベル。
国レベルというか『世界レベル』で今この問題がトピックスとして上がっているのです。
なにが問題なのかというと、最も深刻なのが野生動物。
彼らはプラスチックごみを餌と勘違いして飲み込む。
その結果、野生動物の体内に入ったプラスチックは分解されず蓄積され・・・
最悪の場合死に至らしめる。
野生動物の体内にプラスチックごみが入る。
このことがどんな危険を生むのか想像出来ていますか?
想像出来ていないのならあなたはもっと危機感を持ったほうが良い。
なぜならあなたの体に影響するから・・・
【食物連鎖】って言葉聞いたことがあるはず。
陸上の生物には、草の葉(ススキ)をバッタが食べる→バッタをカマキリが食べる→カマキリを小鳥が食べる→小鳥をタカが食べる…… といった生物間のつながりがある。 水中でも同じように、たとえば海では、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→イカ→アシカ→シャチ…… などのつながりがある。
このように、食う・食われるの関係をたどっていくと、ある一定の場所の生物間に、1つの鎖状の関係を見いだすことができる。これを一繋がりの鎖として取り出したとき、食物連鎖と呼ぶ
引用出典:Wikipedia
要するに強いものが弱いものを食し生き残っていくしくみ。
地球上でその頂点に立っている生物。
【人間】
人間は魚、牛、豚、鳥、甲殻類などなど・・・なんでも食べる。
人間が食物連鎖の頂点。
※ここから先は気分を悪くする人がいるかも知れない。
とばして読んでもいいですよ↓
あなたが昨日食べた肉や一昨日食べた魚・・・
そのなかにプラスチックごみが混入しているかもしれない。
ゲッて思いますよね。
でも本当のことなんです。
だってそうでしょう?
その野生動物たちが食べたプラスチックごみは消化分解されずにその中に残っているんです。
その野生動物を最終的に食べるのは人間。
そこにプラスチックごみが混入していてもなんの不思議もない。
実際にこんなデータがあります。
【ワシントン=共同】世界で海や河川の汚染が深刻化している微小な「マイクロプラスチック」が、日本を含む8カ国の人の便に含まれているのを確認したと、ウィーン医科大などのチームが23日までに発表した。対象者の少ない予備的調査の段階だが、1人当たり最大で9種類のプラスチックが見つかったという。
引用出典:日本経済新聞
マイクロプラスチックとは5mm以下のプラスチック片のことを指します。
実際には食した野生動物からの摂取だけでなく食塩やプラスチック容器からの取り込みもあるようですが・・・
びっくりしませんか?
あなたも私もプラスチック食べて生活しているんです。
知らず知らずのうちに。
人体への影響は調査段階ですが、少なくとも体に良いはず無いですよね。
野生動物の命を奪い人体にも取り込まれているプラスチック・・・
減らさねば!
ってことでさっき書いた取り組みにつながるわけです。
環境問題に積極的に取り組んでいるのはフランスなどのEU諸国が多いです。
例えば自動車ではクリーンディーゼル車の販売が好調。
日本に来たい人を招待するTV番組では、エコの観点から日本を参考に自国に技術を持ち帰ろうとする人が多い。
このあいだはEUのどこかの国から来た人が、衣類のリサイクル方法に感銘を受けていました。
その手法はすべてリサイクルするにあたって衣類を黒く染め直すというもの。
汚れも何もかも黒くすることで目立たなくなりリサイクルできる衣類が増える。
EU諸国で多い考え方に、エコじゃない=クールじゃないっていうものがあります。
この考えは割と若者に多いです。私の印象ですが・・・
エコロジカルな活動をしていなかったりエコに反した行動をとっている企業の製品を買わない人も多くいます。
舐めてはいけない。
エコを甘く見ると不買にもつながる。
新日本プロレスのプラスチックとは?
さーてそろそろ新日本プロレスの話題に移りましょうか。
新日本がエコと何が関係しているかというと、【プラスチック袋】です。
新日本の【プラスチック袋】・・・どこかでよく見ませんか?
というかどこかでよく貰える。
ネット視聴しかしない人にはわからないと思うんですが、会場でもらえます。
入場ゲートから入るときにスタッフの人から渡されるアレです。
袋の中にはファンクラブ入会の紙や闘魂ショップのグッズが載っている紙が入ってますね。
この新日本の【プラスチック袋】を大切に保管する人もいるでしょう。
でも捨てる人もいるはず。
私は捨ててしまいます。(ごめんなさい)
じゃあ最初から受け取らなければいいじゃないって言われるかもしれないですが・・・
手渡されると貰ってしまうのが人の性。
以前だとキンプロの会場限定カードも入っていたので貰って中身確認はしたいのです。
で、この新日本の【プラスチック袋】みんなが貰っていると仮定するといったい何枚になると思いますか?
年間動員数から考えると・・・
360333枚!【プラスチック袋】
すごい枚数です。
仮にあなたが毎日コンビニを利用したとします。
毎日毎日1枚プラスチック袋を利用する・・・
それが36万枚に達するには・・・
ザックリ1000年かかります!!!
それだけの量のプラスチック袋を新日本は毎年無料で配っているのです。
36万枚すべてが捨てられているわけではないです。
しかしこの内のいくらかは捨てられている。
最悪の場合ポイ捨てされているかも・・・
仮にこの【プラスチック袋】を再生紙の紙袋に変えたらどんな事が起こりますか?
当然ですが・・・
0枚【プラスチック袋】
めっちゃエコ
地球環境に優しい企業の出来上がりです。
そしてこれを大々的にアピールするんです。
- 新日本プロレスは紙袋を使用します!
- プラスチック袋は極力使用しません!
先程行ったようにEU諸国はエコにうるさいです。
新日本がエコロジーに協力的な企業だと認識してくれればヨーロッパでの戦略も進めやすいでしょうし、そのことでつかめるファン層があるかもしれない。
しかし何も考えずにEU諸国のサーキット中に【プラスチック袋】をバンバン配ったりすると・・・
もうわかりますよね。
たかが【プラスチック袋】、されど【プラスチック袋】。
株式上場しさらなるグローバル企業へと発展していく。
その道を成功したければエコを侮るべからず。
新日本プロレスさん、ぜひ紙袋化をご検討ください!
読了ありがとうございました。
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