画像引用出典:新日本プロレスYouTube
先日公開されたメイ社長のコラム・・・
【無料で読めます!】メイ社長コラム『ハロルドの部屋』更新!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 5, 2019
第41回は「プロレスについて」https://t.co/ZyCv6Quq5j#ハロルドの部屋 #メイ社長 #njnbg #njpw pic.twitter.com/gHi8vtkBYa
メイ社長のプロレス観が語られているのだが気になる文章がある。
「プロレスを観ていてしんどくなった」とおっしゃる方がいます。しんどいですよね。ファンタスティカマニアなど他団体の試合は楽しく観られるのに、それぞれの選手の歴史や思いや悔しさや痛みをよく知って本気で応援するようになると、単に「面白い」「楽しい」とは毎回は思えなくなります。時に怒りやフラストレーションが湧いてくることもあります。
引用出典:新日本プロレス公式
本気で応援することで楽しく見れなくなる瞬間がある。
ファン歴が長くなると特定の選手に好き嫌いが出来、試合結果や試合展開では最終的に満足して変えることが出来ないときもあるだろう。
そしてプロレスの楽しみ方は人それぞれ。
内藤哲也の言っている言葉にもある『勝った負けたうんぬん』
これはまさしくプロレスの『奥の深さ』を体現している言葉だと思う。
そんなメイ社長のプロレス観とは・・・
プロレスは私を奮い立たせ元気づけてくれるものであり、人生そのものです。夢であり、嫌なことを完全に忘れてワクワクしたり、ときには悲しみもあり、笑わせてくれるものでもあります。私は今も少年のころとあまり変わらないマインドでプロレスを観ていると思います。
引用出典:新日本プロレス公式
少年の頃とあまり変わらないマインドで見ている。
内藤哲也のような感じ・・・なのか?
しかし先程も言ったようにプロレスの見方楽しみ方は人それぞれ。
一言で『少年』といってもその少年にもプロレスの見方はさまざまあると秋岡は考えている。
- どこに主眼をおいて楽しむのか
- どこまで許容するのか
- どこからがアウトなのか
試合に限らずプロレスでしか起こりえない事象が発生した時の受け取り方・・・
このときが最も個人個人のプロレス観が試されるときなのではないか?
そのようなときのメイ社長のプロレス観・・・
素晴らしい試合は単なる「試合」ではなく、何年も大勢の人の心の中に残る「作品」や「芸術」にまで昇華されます。その選手と選手の歴史や、突出した相性の良さ、超人的な身体能力、飽きのこない試合の流れ、偶然の産物のような特別な時間に感動し鳥肌を立てたことが何度かあります。そんなプロレスの凄さも知らずに気安くプロレスを侮ってほしくないですし、大会メインなどの大切な試合や特別なお別れの瞬間は「乱入」などの混ざりもの無しにじっくり見せてほしいと思う派です。
(中略)
試合中継を新日本プロレスワールドで観ていて先週の日曜日から言いたいことはいくつかありますが
引用出典:新日本プロレス公式
『大会メインなどの大切な試合や特別なお別れの瞬間は「乱入」などの混ざりもの無しにじっくり見せてほしいと思う派』
ようするに特別な瞬間にはその特別な事象以外のものは必要ないという考え。
もっといえば邪魔が入るのは好きではない。
とわたしは解釈しました。
そして具体的な事象を指している点に注目。
大会メインなどの大切な試合や特別なお別れの瞬間
これは明らかに先日の大会のことを指している・・・
『KUSHIDAの退団マッチ』と『札幌インターコンチ選手権』
これは特別な事象。
長年の功労者の退団はなかなか有るものではないしファン選手にとって特別な空間であることは明らか。
そして札幌のインターコンチ選手権。こちらも新日本プロレスがほこるシングルタイトル。そしてメインイベント。特別な試合である。
そしてその2つとも『乱入』という行為により少々荒れた。
ここで先程言ったプロレス観の違いから受け取り方が変わる。
多くの方は特別な空間を『破壊された』ことに対する憤りや非難の感情を抱くであろう。
メイ社長もそう感じている。と思う。
混ざりもの無しにじっくり見せてほしいと思う派・・・
しかしその乱入を支持するファンも少なからずいる。
乱入した選手のファンであったり乱入された選手のことがキライだったり。
あと『なにか起きればOK』という人もいる。
秋岡は『プロレスは何が起きるかわからない・・・だからすべて受け入れ自分の中でプラスに解釈する』という考え方。
人それぞれプロレスに対する思い考え方は違う。
そしてこのメイ社長の発言に噛み付くのか?と思わせる男がいる。
先日の札幌大会の『乱入の首謀者』タイチだ。
ん?
— タイチ (@taichi0319) February 7, 2019
なんだそりゃ
読んだけど
俺に言ってんのか?
別に
直接言ってくれてもいいんだぞ
俺の事だとするなら
— タイチ (@taichi0319) February 7, 2019
言いたい事がいくつかあるんだろ?
なら言ってこいよ
遠慮すんなよ?
遠慮するような立場でもねぇだろよ
『別に直接言ってくれてもいいんだぞ』
『遠慮すんなよ?遠慮するような立場でもねぇだろよ』
主語がないからメイ社長のコラムについての発言か断定は出来ませんが・・・
タイチに直接言える人物で遠慮する立場でもない人物
このながれを考えると『メイ社長』を指している可能性が高い。
『試合中継を新日本プロレスワールドで観ていて先週の日曜日から言いたいことはいくつかありますが』
この言葉からもメイ社長に確実に良いようには思われていないのは確か。
自分のプロレス観を否定された形となったタイチ。
怒りも有るだろうしやるせなさも有るのかもしれない。
まぁ
— タイチ (@taichi0319) February 7, 2019
たまには
部屋飲み
そんな時もあるんじゃない
むしゃくしゃしてる時くらい pic.twitter.com/A6de3vek9q
むしゃくしゃしている理由は内藤に負けたことなのかメイ社長に否定されたことなのか・・・
メイ社長が通常のファンと違うところは当然だが彼は新日本プロレスの『社長』。
新日本プロレスという団体の『方向性』を決め実行することが出来る。
メイ社長の考え。
どうしたらプロレスが世の中からもっと評価されてメジャーな存在になれるのかと日々考え動いています。炊飯器や飲料など手に取れる商品を製造しているわけでなく、心や感覚と直結したものを提供しているので、一人の無神経な言動で流れが大きく変わったりアップダウンの多い業界だと思います。
引用出典:新日本プロレス公式
これから考えるに先日のタイチの行動は許されることではないのかもしれない。
ただ単にプロレス観が違うという問題では片付けることが出来ない。
新日本プロレスという企業の方向性を曲げる出来事・・・
そう捉えても言い過ぎではない。
会社とは理念に沿って行動しなければ存在意義がない。
そしてトップはその理念にいかに近づくことが出来るかを考え行動する。
社員は一丸となってそれについていく。
先日秋岡が学んできた管理職研修の内容です。
タイチ VS メイ社長が勃発するのか!?
その答えは2・11 THE NEW BEGINNING in OSAKA大会でわかるのかもしれない。
メイ社長は会場来場を予告しています。
そこで二人になにかあるのか!?
と秋岡は考えていません。
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いままで書いたのはタイチの視点。
あくまでもタイチが噛み付く流れを考えてみました。
タイチではなく本当のターゲットは菅林会長!?
ではメイ社長の方向から考えるとどうなるのか?
試合中継を新日本プロレスワールドで観ていて先週の日曜日から言いたいことはいくつかありますが
引用出典:新日本プロレス公式
要するに先週の日曜の札幌大会でのことが今回のコラムに直結していると予想される。
その後控室へ引き上げた後、戻ってきた内藤は試合をし勝った。
この中で通常の読み進めでは『乱入』についての批判と受け取ると思う。
しかし秋岡はひねくれているのでもう一つ深く考えたい。
これは本当に乱入に対して警鐘を鳴らすコラムなのか?
なぜそう考えるかと言うとさきほど言った『プロレス観』
お客様が求めるものは人それぞれ違う。
そして今回は明らかにタイチが試合前からなにかすることを宣言していた。
ファンの様々な期待の中に『乱入』や『壮絶マッチ』の予想も当然あった。
要するにそれを望む、もしくは起こってもおかしくないと思われている状態。
この流れからの『乱入』で今回のコラムを書いたとしたら少々レベルが低い。(上から目線w)
ただ単に乱入が気に入らないのであればそれこそタイチが言うように直接注意すれば良いのだ。
だって社長が社員注意しても問題ないでしょう。
自分の作りたい新日本プロレスと方向性が違うことをしている社員だったら教育したら良い(言うことを聞くかはわかりませんが)
しかしそうしなかった。
コラムで何かを伝えようとしている。
私が思うにメイ社長はプロレス少年との視点と社長としての視点をちゃんと分けて考えているのではないか?
プロレス少年の視点では乱入はNOだが社長としてはOKとは言えないもののプロレスの一つの要素として考えているのでは?
だから今後一切乱入禁止ですとは言わない。
いや、あなたもプロレスが好きならばわかるがそんなことは言えないのだ。
これもプロレスの重要な要素の一つだから。
アレも禁止コレも禁止になりかねない。
そんなプロレス見に行きたいですか?私は嫌です。
メイ社長も当然そこは理解している。
だから秋岡的にはこのコラムは『タイチ』に向けてではないと考えています。
だからタイチ VS メイ社長はない。
では誰に向けて書いたコラムなのか?
私は『菅林会長』にむけて書いたのではないかと勝手に予想しています。
私が札幌大会で一番もやもやした部分とメイ社長がもやもやした部分が同じならばね。
まず内藤の入場を飯塚高史が襲う。
これはプロレスの要素の一部(秋岡的には)だから全て飲み込む私にはOK。
どこがもやもやしたかと言うと先程書いた内藤哲也が控室から帰ってきて試合が始まったシーン。
よぼよぼと歩きリングに上がり・・・
何のアナウンスも無ないまま試合開始!
内藤の気持ちが開始させたとうのはそれで良いんです。
しかしあんなことされて新日本プロレスはなんの場内アナウンスもなしに始めちゃうの??
カーンってゴングなった瞬間ファンの一部からは『えー!?』って言葉漏れてたよ??
そりゃ試合観に来たんだからファンは開始されれば喜んでみますよ。
でもアナウンスしないとモヤモヤは消えない。
- これタイチ勝ったらベルト移動するの?
- 内藤の怪我は大丈夫なの?
- なにか教えてよ!!!
試合に集中できない。
乱入の否定ではありません。
通常の格闘技イベント(RIZIN等)ではしっかりと会場に分かるようにアナウンスがあります。
- 体重超過を対戦者が承諾したため試合を行います!
- ただいま(急所への)ダメージを回復しています!
- ドクターチェック中です!
しっかりと今何が起きているのか、どういったルールでこの試合が進んでいるのか・・・
今回はそれがすっぱり抜けていた。とくに会場のファンの方々には。
そして会場にいた菅林会長の決断。
アナウンサー『菅林会長からタイチが勝ってもベルト移動、内藤が試合続行不能となってもベルトはタイチに移動との話がありました』
なんだこれ・・・
しかも理由は内藤が試合をやると決めたのだから成立です・・・って。
これはないでしょう。
普通に考えて『タイチが勝ってもベルトは移動しない』とか『タイチが勝った場合ベルトは空位になる』とかが考えられる『当たり前の』事象。
しかし菅林会長は意味不明な理由で試合続行、タイトルマッチ認定。
コレではメイ社長の語っている話・・・
『どうしたらプロレスが世の中からもっと評価されてメジャーな存在になれるのかと日々考え動いています。』
こんなことは実行できない。
明らかに試合が不透明。
コレが許されるなら試合前に襲っちゃえばいいじゃんてなるよね。
蝶野がこの決定にものすごく怒っていたのが当然の反応。
しかもそのことが決まってもすぐに場内アナウンスなし。
もしあのままアナウンスがなくタイチが勝ちベルトが移動していたら『暴動』が起きていたかもしれません。
だってワールド見ている人しか『タイチが勝ってもベルト移動』と知らないのですから。
え!?これ試合成立してんの!?
ってやっとそこで会場が知るのです。
不親切極まりない。
多分メイ社長も私と同じように感じたのではないでしょうか?
タイチの言葉にもありますが
言いたい事がいくつかあるんだろ?
なら言ってこいよ
遠慮すんなよ?
遠慮するような立場でもねぇだろよ
もし遠慮する立場の人に向けてのコラムだとしたら・・・
辻褄あいませんか?
『社長』『会長』
詳しい関係は知りませんが多分会長が上役なのではないか?
よって今回のコラムは・・・
札幌大会運営方法にもやもやが有るメイ社長が菅林会長へ書いた問題提起のコラム
ではないでしょうか。
以上秋岡の勝手な考えでした。
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