プロレスには社会とのバイパス手術が必要なんだよ!:秋岡清文

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今回の日中首脳会談に見る新日本プロレスの行く末

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日本と中国が歴史的な首脳会談を行いましたね!

 


詳しくない人にはいったい何が『歴史的』で『なに』が新日本プロレスと関係があるのか…


意味不明ですよねw
しかも唐突にプロレスブログで外交問題

 

良いんです。


このブログのコンセプトは現実社会とプロレスの『融合』ですから。

 

まだわからないですよね?何言ってるのか。
頭おかしい奴ではないのでご安心くださいw


せっかくのブログ初投稿なので少し説明をさせていただきたいと思います。
わたしがこのブログで何をみなさんに伝えていきたいのかを。

 

早速ですがプロレスってどこか世間から取り残されていないですか?現実社会から。
みなさん感じたことないですか?


プロレスは非現実的だからいいんじゃないか!と一部読者からおしかりを受けそうな気がしますが…
当然わたしも非現実的なものをプロレスに求めていますよ?

 

ありえない展開であったり裏切りや大技、大物レスラーの参戦や夢のカード…
普段のストレスや怒り、悲しみをプロレスにどっぷり浸かることによって解消している人も多いと思います。


それはそれでいいんです。

 

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でも


でもね…

 

あるとき唐突に悲しくなる時があるのですよ。

プロレスに触れていないとき、例えば仕事中や買い物中ですね。ニュースを見ている時でもいいです。
みなさん自分の『普段の生活の中』にプロレスってありますか?

レスラーが出てる番組とかWORLD視聴してるときは除きますよw

それ以外、それ以外でです。少し考えてみてください。

 

 

みなさん気づきましたか?ちゃんと考えていただけましたか?

 


そうです。無いんですよ、普段の生活の中に『プロレス』が。

 

 


悲しくならないですか?
自分から触れに行かないとプロレスは無いんですよ!この『現実社会』にプロレスは!


なに当たり前なこと言ってるんだとみなさん思うでしょう。でもこれって当たり前なんですか?
当たり前ってことににしているだけなのではないですかね?

 

非現実をプロレスに求めるのは良いんです。わたしも求めていますし。
でも現実社会にもプロレスを求めたいんです。わたしは。
(プロレスに現実を求めているんじゃないですよ?現実社会にプロレスを求めているんです。理解できます?ここの違いは重要です)

 


でも実際にはプロレスは現実社会には存在していないですよね。

 

ですからわたしがこのブログでつなげます。『現実社会』と『プロレス』を。

 


そうすれば皆さんの生活の中にもプロレスが生まれてくるはずです。
嫌々やっている仕事や、いままで何気なく聞いていたニュースもプロレスを傍らに感じることができたなら…

 

楽しくないですか?

 


わたしは昔からなんでもプロレスに置き換えて考える癖があるのです。
あーこれは今の新日でいえばこういうことだなって。

 

でもそれができない人もいる。(多分ね)

 

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だから私の頭のなかで『現実社会』と『プロレス』をつなげ、皆さんに見てもらい、共に感じてほしいんです。

あーこれブログでやってたニュースだな。ブログでやってた商品だな。ブログでやってた現象だな。って。
そうすればあなたにも作られるはずです。『現実社会』と『プロレス』のバイパスがw

 

まだよくわからない人も多いと思いますので、ブログのコンセプト説明はこのあたりでとどめておきます。

そうしないといつまでたっても始まらないのでw

 

 

では始めます。

 


まず本ブログ最初のテーマは冒頭で触れた10月26日に中国で行われた日中首脳会談について。
(正確には李克強首相との会談内容も含まれています…ってこのブログ読む人にはほとんど影響無いですよねw)

 


みなさんはこのニュースをご覧になり、理解はできていますか?情報整理できていますでしょうか?
そもそも興味ないんだけど?って人ほど読んでいただきたいです。
そういう人ほどプロレスにつなげやすいので。

 

少し内容に触れますと、

 

習氏は日中関係について「新しい歴史的な方向にしなければならない」と表明。
安倍首相は

(1)競争から協調へ
(2)お互いパートナーとして脅威にならない
(3)自由で公正な貿易体制の発展

――の3原則を提示。「この原則のもとに地域や世界の平和と安定に共に力をあわせたい」と意欲を示した。

 
会談内容は多岐に渡りますが、中でも注目すべきは日本が『対中ODAを終了させた』ことですね。

 

 

ODAとは政府開発援助のことで、発展途上国の経済発展や福祉の向上のために
先進工業国の政府及び政府機関が発展途上国に対して行う援助や出資のこと。

 

今回のパターンでいうと、ここでいう発展途上国は中国のことで、先進工業国は日本のことを指します。
つまり日本が中国に対して毎年何かしらの技術やノウハウを教え、お金まで援助するということです。
(お金に関しては大部分借銭となっています。借銭とはお金を貸すってことですね、つまり借金です)


少しデータは古いですが、日本は今まで中国に対して1979年から2007年度末までに、

円借款:約3兆3165億円
無償資金協力:約1510億円
技術協力:約1638億円

の資金援助を行っており、2007年度までに日本は中国に多国間援助と合わせて約6兆円のODAを行っています。

 

6兆円ってすごい額…

てか中国ってこんなに発展しているのになんで毎年日本がお金とか技術援助しているの?って思いますよね!
でも中国がここまで発展したのは、まさにこの『ODA』のおかげなんです。

 


つまらなくなってきましたねw


だから何なんだよ!さっさとプロレスのこと書けよ!って思いますよねw
私も書きたいんですがもうしばらくお付き合いをw

 

先ほど書きましたがこのODAってお金だけじゃなくてインフラ整備や工業技術の技術供与も行っています。
その成果が表れて昨今の中国の飛躍的な発展につながったわけです。


そのODAを今回終了させました。しかもお互いのメンツをつぶさずに。


さっさとある程度中国が発展したらやめたらよかったのに…
どうせならもっと関係が悪い時に嫌がらせでやめたら良かったのに…って思いませんか?


普通そう思いますよね?
お金とかノウハウとか教えてやってるのになんで嫌われながら続けてるんだ!って。


ところがODAはその性質上「やーめた」って終了しにくいものなのです。
理解が難しいかもしれないのですが、その理由は簡単に言えば『つながり』です。

 


数年前日本と中国ってとても仲が悪かったですよね?(今は良いのかと言われれば怪しいですが…今よりもって話です)
中国の報道官が名指しで日本の首相を批判したり、市民が日本の国旗を燃やしたり…


ムカつきますよね?日本は。だってお金出してるんですよ?何億円も!

 

ODAやめたいですよね?

 

でも日本はずっと続けていたんです。

 

続けていた理由…それは『なぜ』か?
これから説明します。

 

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ODAって政府開発援助と言いながら実際には民間企業が動いていたりします。

ですから二国間の関係が悪化していてもODAを続けることで企業同士の『つながり』は維持されていたんです。
関係悪化状態でも貿易も滞りなく行われていましたよね?(レアメタルの話は少し事情が違うのでスルーしてくださいw)

 

ではODAを二国間の関係が悪化しているときに、日本がやめたらどうなると思いますか?

 

二国間の唯一の『つながり』がなくなってしまいますよね?
そうなると関係悪化はさらに進み、貿易も外交もストップしてしまうかもしれません。
考えたくありませんが民間レベルの交流も無くなり、最悪の場合戦争もあり得るかもしれません。

現に北朝鮮とは民間レベルでの交流どころか国交も正常化されていませんから、常に非常事態の危険性を考えなければなりません。

 

ですから日本はどんな時も中国との『つながり』を保つためにODAを続けてきたのです。

 

しかし今回この重要なODAを今回終了させました。
非常にリスキーですよね?

 

でももう終了できる段階になったのです。

 

それはなぜか?

 

難しく書くとプロレスブログから脱線してしますので簡単に書くと、


それは二国間の関係が良好になったことが影響しています。良好といっても一時期の『最悪な状況を脱したレベルで』ですが。

もちろん思惑もあります。

中国は今アメリカと貿易戦争を行っています。お互いが高い関税を掛け合いチキンレースの様相も呈していますが、圧倒的に中国のほうが分が悪いです。
いずれ中国は疲弊し経済全体に陰りが出てくるでしょう。


そのことを予見し焦った中国は、日本との関係改善に大きく舵を切ります。

 

安倍晋三総理とトランプ大統領の関係は良好ですからねw
その二人の関係にくさびを打ちたいんです。中国は。


日本としても思惑があります。それは中国が進めている『一帯一路』政策への懸念です。
これは簡単に言うとヨーロッパから中国までの大陸の国々のインフラ整備や技術開発を中国が支援することで、その国々への影響力を中国が強烈に発揮できるという代物。


中国の諸外国への影響力拡大を防ぎたいがために、ここに日本も参加したいのです。
(実際には一帯一路政策は中国主導なので、日本はあくまで相互協力のもとの参加という建前ですが)

 

ですから日本は中国に対して『もうあなたの国はODAを受けるレベルの国ではありません。これからは対等に世界の大国としてともに歩みましょう!』
と中国を持ち上げたわけです。
こういわれると中国も気分いいですよね。実際にはもう少し政治的な会話だったと思いますが…

 

まとめると、


・ODAはお互いの『つながり』のために重要
・今回のODA終了はお互いの協力を強固にするための発展的終了
・中国はアメリカに対抗するために日本と仲良くなりたい
・日本も中国と仲良くなっておきたい

 

はい、ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。


ここからやっとプロレス記事ですw
所々でプロレスを織り交ぜて書いていけたらいいんですが…

 

ある程度理解できましたか?とりあえずODAについて少しわかっていただけていたら良いです。
むしろ上記の内容は別にどうでもいいんですけどねw詳しい人からしたら突っ込みどころあると思いますしw


ではこの『ODA』ってプロレスでは何なの?って考えてみてください。

 


わたしの考えを書きますね。

 


プロレスにおけるODAって現実社会と同じで『つながり』だと思うんです。

 

仮に日本を新日本プロレス、中国を国内新日以外の団体、アメリカをWWEとしましょうか。

日本とアメリカは今仲いいですが、プロレスでは若干対立しているのでそこはそのまま対立関係で考えてください。
(完全には現実社会とプロレスをリンクできません。そこは脳内で良いように補完してくださいw)


今新日本は基本的には国内のどの団体とも交流していません。海外ROHやCMLL等とは交流ありますけどね。

国内新日以外の団体は交流できてますよね。
特に全日本は今国内インディーオールスター状態です。ほとんどの主要団体と交流していますし、お互いの関係も良好です。
まさしく『一帯一路』政策ですねw

WWEは今世界1強状態ですね。盤石です。まさにアメリカ。

 


私が考えるに今の新日本の状態ってとっても危険なんですよ。


危険な理由…それは

 

どこの団体とも『つながり』が無いこと。


海外とのつながりあるじゃん!って考える人いると思うんですが、海外なんて水物だと思います。
WWE以外で資本の大きな団体が現れるとすぐにそっちになびくと思いますよ?

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今の新日本の隆盛も、TNA(現インパクレスリング)の衰退のおかげだと私は考えています。
レインメーカーショックの2012年から新日本の快進撃は始まるわけですが、TNAの没落もそのあたりからですし。

 

単に新日本がTNAに取って代わっただけなんですよ。
海外基準で考えたらね。あくまでもわたしの考えですが。

 

実際にWWE以外で海外に資本の大きな団体が現れて、非WWE選手たちがこぞってそちらに参加したら…
今の新日本ヤバくないですか?みなさん魅力見出せますか?


その海外の団体から選手借りたらいいじゃんって考える人もいると思いますが、トップどころは貸し出しませんよ?普通はね。
今新日本が実質世界2位だから選手が集まっていることを忘れてはいけません。

 

そうなれば確実に新日本のレベルは下がります。海外からの収入も激減するでしょう。

そのとき新日本がとる行動はたった一つ。

 


『国内他団体との協力』

 


当然ですよね、良い選手海外から集められないんだったら国内で協力するしかないんです。

 

そこで今回のブログのテーマ『ODA』の登場です。
もうわかりますよね?何が言いたいか。

 


今の新日本の国内団体への『ODA』=『つながり』ってありますか?

 


むしろDDT系列との因縁によってDDT、WRESTLE1とは疎遠。
NOAHとは鈴木軍撤退後は微妙な関係で、全日本とはかろうじてつかず離れず…かな?

 

苦しいときの神頼みではないですが、今の新日本の振る舞いで本当に大丈夫ですか?
苦しい時に他団体協力してくれますか?

 

今回のニュース、日本は相手がたとえ嫌いな相手であってもODAという最後の『つながり』は残したわけじゃないですか。
それを残していたからこそ、関係が改善した今回ODAをさらに発展したものとしましょう!って流れになったわけで。


『一帯一路』状態の全日になんの土産も持たずに、参加させてくださーいって言って参加できるんですかね?


因縁が完全には払拭出来ていないDDT系列に、困ったときに頭下げる度量あるんですかね?


目先の収支にとらわれて共存協力の道を模索することを怠れば、リスクマネジメントもできないし真の盟主とは言えないです。

 

選手の貸し出し、G1などへの参戦…もう少し門戸を開いてはどうでしょうかね?
(わたしはライオンズなんちゃらは新日本参戦とみなしません)

 

蝶野選手がある大会の解説で話していた、

『日本人が頑張らないといけない』

ってまさしくその通りだと思います。海外選手頼みではなく、魅力的な日本人スターをトップレスラーに育て上げないと未来はありません。

例えば今全日本に日本人でとんでもないすごい選手が登場したとします。(宮原選手ももちろんすごいですが)
一気に新日と全日の立場逆転しますよ?


わたしは少なくとも今の新日本よりは全日本を見ると思います。

 

そんなものですよ、プロレスの世界って。

実際10数年前はNOAHが業界の盟主だったのですから。

 

わたしは新日本プロレスは生き残って欲しい。だからリスクマネジメントもしてほしい。

新日本プロレスの偉い人、国内他団体への『ODA』を検討よろしくお願いします!

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