画像引用出典:新日本プロレスワールド
ついにIWGPヘビー級チャンピオンになったジェイホワイト・・・
“新IWGPヘビー級王者”ジェイ・ホワイトが4.6マディソン・スクエア・ガーデン大会での初防衛戦に自信満々!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 12, 2019
インターコンチネンタル王者・内藤も挑発!!
【大阪一夜明け会見】https://t.co/qOphPnsSoY#G1SuperCard #NJPW #ROH #njcup pic.twitter.com/DWErUAI8Sb
その一夜明け会見が行われました。
まず会見中に感じたのはジェイがIWGPのベルトをめちゃくちゃ大事にしているということ。
席に着く前にベルトに自分のネックレスをかけて・・・
ジェイ「名前のプレートは付け替えたけど、このベルトもだいぶ痛んでいるようなので、しっかり直さなくてはいけない所があるな。2018年1月6日、その日、俺はCHAOSに入った。その当時はオカダ・カズチカがこのベルトを持っていた。当時、自分の行ないをみんながあざ笑っていたかもしれない。しかし、ピッタリ1年後、俺は有言実行をして、このベルトを自分の物にした。IWGPヘビー級、このベルトを持つのはスイッチブレード。なんて素晴らしいことだろう。
引用出典:新日本プロレス公式
『このベルトもだいぶ痛んでいるようなので、しっかり直さなくてはいけない所がある』
『IWGPヘビー級、このベルトを持つのはスイッチブレード。なんて素晴らしいことだろう。』
欲しくて欲しくてたまらなかった様子がよく分かる。
通訳の人が喋っている間ずっとベルトをみつめたりネックレスを掛けなおしたり・・・
高橋ヒロムのベルトさんではないがそれぐらい愛着をもって保持している。
ここで内藤哲也と比べるのはただ単にベルトの扱い方についてではない。
確かに今のジェイホワイトと内藤哲也のベルトの扱いは対照的です。
一方はベルトと共に歩む存在。
一方はベルトを超越した存在。
ここでジェイをベルトと共に歩むと書いたのはジェイの会見中の発言・・・
ジェイ:マディソン・スクエア・ガーデンは伝統のある素晴らしい会場だ。そこで俺は、史上初のIWGPヘビー級ベルトを巻いて花道を歩く男になるんだ。そして、史上初のIWGPヘビー級ベルトを防衛する男になる。
(中略)
たったいま、このベルトを獲り、トップに立った俺は、この会社にカネをもたらす存在になった。俺は賢い。だからこそ、このベルトもいま俺と共にある。マディソン・スクエア・ガーデンにこのベルトを持って乗り込み、そしてこのベルトを持って会場をあとにする。それが4月の俺だ。
引用出典:新日本プロレス公式
『マディソンでベルトを巻いて花道を歩く』
『このベルトもいま俺と共にある』
IWGPベルトへの考え方の違いでの二人の違いも当然この発言から考察することが出来る。
秋岡的にはこの部分は大きな問題ではなく、もう少し違った視点で今回の会見を見ていきたい。
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内藤哲也とジェイホワイトの違い。
もっとも気になったのはジェイのこの発言・・・
ジェイ:みんなそれぞれいろんな思いを抱いて、この事実を受け止めていると思う。この新日本プロレスという団体だけではなく、レスラーやファン1人ひとりが。特にファンは、自分たちが何か意見を求められたかのように、好き勝手に話しているだろう。そういったみんなの思いそれぞれが、どういうものかはだいたい想像がつく。だが、俺は絶対に、何人たりの意見にも惑わされることはない。1人の男として、自分の意見を必ず尊重して闘い続ける。新日本プロレスのレスラーが俺と違うのは、そういうところだと思う。
引用出典:新日本プロレス公式
新日本プロレスのレスラーと違うところ・・・
『自分の意見を必ず尊重して闘い続ける』
これはどういった意味での発言なのか?
私も結構悩みました。
そしてたどり着いた勝手な解釈・・・
『圧倒的なスター』
意味がわからないと思うので説明しますw
まず内藤哲也が今の新日本のレスラーの振る舞い的な部分で最も抜きん出た存在であると私は思っています。
お客様の目線、内藤少年の目線でもっともbetterな行動や発言を行う。
そのPolicyは『0か100』
中途半端が一番ダメ。
中途半端ではなく常に意識されていることが重要であるという考え。
これが全てではないですが内藤哲也の思考の一部分であることは間違いないでしょう。
そしてファンからの絶大な支持を得た。
NHKプロフェッショナルでの内容からもファン目線で考え行動していることが伝わってきます。
私もこの内藤の行動からプロレスブログを始めたという経緯があるのでこの行動や考え自体は否定しません。
むしろ素晴らしいと思う。
そしてメイ社長・・・
彼もお客様第一で考え行動している人物。
プロレスをみなさんに楽しんでもらうにはどうすることが一番良いのか。
その考えからファンに近い距離でいようとしている。
会場での握手や無料コラムにそれが如実に現れています。
『内藤哲也とメイ社長は似ている』
私はそう考えています。
木谷オーナーにアレだけ噛み付いていた内藤がメイ社長に変わってから全く噛みつかないのは『共感』の部分が多いからだと推測しています。
この二人に共通する部分・・・
『お客様目線』
ここを主軸に物事を考えている。
『サービス業』ではこの考えはパーフェクトです。
なかなか実践し効果を得るところまで持っていくことは難しい。
しかしこの二人はある程度の効果=顧客満足につなげることが出来ている。
この視点なら文句ないでしょう。
しかし果たしてそれがベストなのでしょうか?
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プロレスに必要な要素・・・
『圧倒的スター性の構築』
これが築けにくくなっていないでしょうか?
なぜそう考えるかというと昭和と平成の芸能スターの違いを例に出します。
昭和のスターはファンに迎合すること無く俺についてこいという人が多かったように思います。
銀幕の世界にファンは幻想をいだきスターをさらに特別なものとして崇拝。
圧倒的なカリスマ性を実現させた。
しかし現代にそのレベルの圧倒的なスターが排出されない。
その要因の一つがSNSやトークバラエティでそのスターの私生活の部分や素の考え方にファンが触れることが出来てしまう・・・
これによりなにが起こるかと言うとファンや世間に迎合したスターが多く排出されているということ。
ファンに媚びる・・・と書くと少し言葉が強いですがその傾向にある芸能人が多いと思われます。
そしてそうすることでファンへの『親近感』に繋がりある程度のファンを獲得できる。
今の多くの芸能人がこの方向に向かって進んでいる・・・と秋岡は感じています。
しかし『圧倒的スター』はファンへの『親近感』など持ち合わせてはいけない。
なぜなら到底到達することの出来ない触れることの出来ないスペシャルな存在・・・
自分の日常とはかけ離れた思考や振る舞いを身に着けている存在・・・
それが『圧倒的スター』であると考えているからです。
そしてジェイの考え方・・・
ジェイ:俺は誰のためにも“パンダ”(見世物)にはならない。その逆だ。俺がリングに上がることをお前たちに見せてやっている。俺は見てもらっているのではなく、見せてやっているんだ。
引用出典:新日本プロレス公式
圧倒的な自信からくる上からの発言。
ファンに迎合すること無くとにかく自分のことを見ればいい。
『圧倒的スター』の可能性を秘めている。
昭和のスターがまさに言いそうな言葉。
しかしそれでいい。
ファン目線の行動は内藤哲也にまかせておけば。
そのすきにジェイホワイトは圧倒的なスターになる道を歩むのだ。
ジェイ:自分自身がこのベルトを持って、新日本プロレスのチャンピオンである。その存在こそが、この団体を世界に拡大して行くための大切なアセット(資産)になっているだろう
(中略)
もしかしたら、ファンは同意しないかもしれないし、俺のやることに対していちいち気に食わないしれない。しかし、そんなヤツらの言うことは放っておいていい。お前らは黙って座って俺の活躍を見ていればいい。
引用出典:新日本プロレス公式
『お前らは黙って座って俺の活躍を見ていればいい』
やばいしびれる・・・
このまま試合内容と発言がさらに進化していった場合・・・
ジェイホワイトはどこまで行くんだろうか?
その答えの片鱗はきっとマディソン・スクエア・ガーデン大会で垣間見れるはずだ。
ジェイホワイトの『圧倒的スター性』の開発・・・
NEW ERAを見逃すな!!!
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