画像引用出典:新日本プロレスワールド
またまた先日の旗揚げ記念シリーズ開幕戦についての話題・・・
(同じ大会の別記事)
結果としてやぶれた棚橋弘至であるが・・・
彼の試合後のコメントが非常に興味深い。
棚橋弘至「ま、唯一、今日、久しぶりに内藤と対戦し、心配だったんだ。このままの内藤で終わるのかなっていう不安はあったかなあ……。」
引用出典:新日本プロレス公式
突然の痛烈な発言・・・
なんだか去年のケニーオメガと棚橋弘至の舌戦を思い出させますねw
調子のいいときの棚橋弘至と考えることも出来る・・・
秋岡清文は棚橋弘至と考えが似ることがたまにあるので(そのあたりは上記記事で語っています)
今回のコメントももしかすると私と同じ考えで喋ったのかもしれない。
『このままの内藤哲也』
これはどういったことなのか?
このままということは『現状』を考察すれば答えは見えるのかもしれない。
過去私は内藤哲也を会社のポジションで考えると『部長』クラスだと考えました。
それは上へ意見を投げかけることができ、人材育成を行い、自己のステップアップもこなす。
そして外から優秀な人材を集めることが出来る。
能力として申し分ない。
1.4ではクリスジェリコにリベンジ達成。
そして現インターコンチネンタル王者。
ファンの人気も絶大。
グッズ売上も好調。
1選手で考えた場合・・・
総合的に今内藤哲也を超えるレスラーは日本にいないのではないでしょうか?
その内藤哲也に『このままで終わってしまう』と発言。
そしてそれを『不安』に思っている。
棚橋弘至「大きい言葉で団体を引っ張っていくんではなくてね、ご意見番で、誰かの意見に物申して、シリーズを、プロレスを盛り上げていくっていう立ち位置。」
引用出典:新日本プロレス公式
後半の言葉が棚橋弘至が現在の内藤哲也の評価であると思われる。
『誰かの意見に物申してプロレスを盛り上げる』
確かに内藤哲也の行動にマッチしている。
事実内藤哲也はこのスタイルに変更してから急激に支持を集め現在の地位を得たと言っても過言ではない。
それすなわち『ロス・インゴベルナブレス』=『制御不能』を体現した行動。
そしてその行動指針は『ファン目線』
ファンの思っていることを語ってくれる『代弁者』・・・
棚橋曰く『ご意見番』
現在の内藤哲也の評価として間違っていないように秋岡は感じる。
しかしそこにずっといてはいけない・・・
『プロレスを盛り上げる立ち位置』
プロレスを盛り上げていくっていう方向性は何も間違っていない。
しかしその役目は全選手が担っていることなのだ。
トップ選手からヤングライオンまですべての選手。
もっと言えばプロレスに関わるすべての人々が担っている。
他団体もテレビ局もすべて。
その中で最も大きな結果を残したのがオカダカズチカであり内藤哲也ではないか?
この活躍はきっとプロレス界に大きなムーブメントをおこし他の団体にも波及したと考える。
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しかし棚橋弘至にしてみるともうワンステップ踏み出してほしかった。
それは去年の飯伏幸太とのG1決勝でも垣間見えた気持ち。
『俺が全員引っ張ってやる!っていうのを飯伏に求めるのは、酷かもしれない』(棚橋弘至)
どこかで棚橋弘至は自分の後継者を探しているフシがある。
それは今回のコメントにも現れている。
『大きい言葉で団体を引っ張っていく』(棚橋)
プロレスを盛り上げるのも良い。
新日本プロレスを盛り上げるのも良い。
しかし団体を背負う選手がいない。
棚橋弘至以外に新日本プロレスを背負っている選手・・・いますか?
もちろん選手全員その気持でやっていると思うしそう思いたいです。
しかし・・・
やはり思っていることは口に出さないと誰にも伝わらない。
棚橋弘至のこの発言が今また出た背景・・・
それは先日のジャイアント馬場興行で全日本プロレスの宮原健斗を見たから。
彼は全日本プロレスを背負っている。
明らかに。
そして若く勢いがある。
そこに40才を超えた棚橋弘至が新日本プロレスの砦として登場する光景・・・
悔しさと羨ましさがきっとあった。
ここに自分ではなく内藤哲也が出るような景色は無かったのか?
最も集客している団体がこの状態で良いのか?
憤りもあったのかもしれない。
その気持ちが今回のコメントに現れたのではないか?と秋岡は勝手に予想している。
棚橋弘至「俺はね、こっち側にいてほしかった」
引用出典:新日本プロレス公式
大きい発言で団体を引っ張る側に内藤哲也がいてほしかった・・・
そしてその愛ゆえに他団体との試合で火がついたのだろう。
もしかしたらこの感情から次世代の団体を背負う存在を育成する方向に切り替えたのではないか?
そして棚橋弘至が新日本プロレスに直訴しこのカードが生まれたのでは・・・
ニュージャパンカップ一回戦
今までの展開からこの可能性が高い。
この試合は新日本プロレスを背負う存在を継承するマッチなのだ。
秋岡も以前そう予想している。
ここではエースの継承を予想したが・・・
エース=新日本プロレスを背負う存在
であるならば考えの一致が生まれたと言える。
彼に新日本プロレスを背負う存在になってもらう。
それが棚橋弘至の考え(秋岡的に)
しかし・・・
しかし・・・
もしまだそっち側に内藤哲也が行ける可能性があるのなら・・・
今からでも遅くはないのかもしれない・・・
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