食傷気味の新日本プロレスに光はあるのか？選手個人の動きが鍵になる！ - プロレスには社会とのバイパス手術が必要なんだよ！：秋岡清文

f:id:san1026:20210211064715p:plain

画像引用出典：新日本プロレスワールド

食傷気味の新日本プロレスに光はあるのか？選手個人の動きが鍵になる！

ついに雌雄決した広島一日目・・・

ヒロムがSHOとの35分超えの死闘に激勝！

IWGPタッグは暴走したタイチが反則負け！

飯伏とSANADAが健闘を誓うフィストバンプ！

BUSHIはワトとの一騎打ちを制す！

※2.10『THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA』広島大会
新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中！https://t.co/gX1COYy0Sm #njnbg pic.twitter.com/kNEBFjMJ3r
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年2月10日

ざっくり書くと・・・

IWGPジュニア　高橋ヒロム防衛
IWGPタッグ　GOD防衛

という結果。

さらに、高橋ヒロムにエル・ファンタズモが挑戦者として名乗りをあげ、その挑戦を受ける代わりにヒロムBUSHIでタッグに挑戦させろと要求。

王者のヒロムは「オイ、ファンタズモ。いいだろう。このベルト、おまえと賭けて闘ってやるよ。ただし、おまえらが持つIWGPジュニアタッグ、俺とBUSHIさんに挑戦させろ。それが交換条件だ！ほら、用が済んだならとっと帰れよ。

引用：新日本プロレス公式

これで、大阪城ホール２連戦は・・・

１日目　

IWGPジュニア　

高橋ヒロム対エル・ファンタズモ　　　

２日目　

IWGPジュニアタッグ

エル・ファンタズモ＆石森対高橋ヒロムBUSHI

これが確定的となりました。

はっきり言ってしまえばリマッチ地獄に陥ってしまっていますね。

ジュニアタッグは良いのですが・・・

シングルに関しては１．４東京ドーム大会でやったばかりの高橋ヒロム対エル・ファンタズモをもう消化しなければならないという状況。

これだけ選手がいながら同じカードしか組めない・・・

コロナの影響とは言いますが今試合に出れるジュニア選手だけでもたくさんいます。

目新しさや新たなカードを組むことができないのはフロントが悪いのか選手のアピールが悪いのか。

確かに好試合の連発なら同じカードであっても嬉しいものですしそれはそれで価値のあるものなのだと考えます。

しかしなんだか腑に落ちない。

BUSHIが今回の試合後に・・・

BUSHI「この広島のビッグマッチ第２試合、川人に勝ったからこの後、IWGPジュニア（タイトルマッチ）の勝った方に挑戦します……とは言わないよ。別に川人に勝ったぐらいでさ、挑戦できるの？そんなの納得しないでしょ。俺だって納得しないよ。誰もが納得のいく答えを持って、チャンピオンの目の前に現れて。

チャンピオンの前に現れるっていうのは、すなわち、IWGPジュニアのベルトに挑戦する時は、今年の『（BEST OF THE）SUPER Jr.』優勝しかねえだろ。な？だったらな、納得のいく挑戦表明、必ずたどり着いてやるよ」

引用：新日本プロレス公式

そんなの納得しないでしょ？

いやいや納得とかいらないんですよ

ただ単純に勢いが欲しい・・・

⇨最新の情報へはこちらから！

このベルト挑戦したい！
対戦したい！
俺のほうが強い！

こういった気持ちが全面に出てこないとタイトルマッチがつまらない。

ファンが納得とか時期がとかまだまだとかどうでもいい。

むしろ挑戦しないイイワケに聞こえてしまう。

何人リング上に集っても良いんですよ。

むしろ同門対決もあっても良い。

すべてはベルトがほしいという感情が最優先でしょう。

むちゃくちゃなことも起こせないようなカッチカチな新日本プロレスなんて面白くない。

笑っていいともの最終回でダウンタウンととんねるずが共演したことが伝説のようになっている。

後日石橋貴明が岡村隆史のラジオで言っていました。

フジテレビにしかできないことをやらなくなってしまった。日テレもテレ朝もできないことをやってきたのに。

ダウンタウンが舞台上にいるときには爆笑問題ととんねるずは舞台に上がらないでくださいだってさ。

何いってんの？って。

だから俺はそれをブッ壊そうと思って舞台に強引に上がった。

昔の混沌とした新日本プロレスにもどれとは言わないが・・・

⇨最新の情報へはこちらから！

せめて何が起こるかわからない感は作り出してほしい。

それはありきたりな特定の選手の乱入とかではないもっと内容の濃いもの。

偶発的、ワンポイント的な流れではない・・・

書くのが非常に難しいがはっきり言ってしまえばマンネリに片足突っ込んできている。

しかもそのマンネリにしがみついてカチカチになってきている。

以前からリマッチや同じ顔ぶれだったじゃんと言うかもしれないが、コロナの影響で客足が鈍っている状況こそ攻めに転じないといけないのではないか？

まあ潤っているときは更に攻めるというのがビジネスの鉄則ですが笑

要するに常に攻めろよ！ってこと。

ファンも馬鹿じゃない。

新たなファンの増加と同時に飽きてサヨナラするファンもかならずいる。

全選手が自分の魅力を最大限発揮して会社の言いなりにならずに目立ってやろうという気概をもってほしい。

（選手が今の状況で必死に頑張っているのはわかっているのですが・・・）

その点辻陽太はすばらしい！

辻「前回、新日本プロレスの公式ツイッターに、『俺の提案を載っけてほしい』って言ったよ。断られた。だが俺はあきらめきれず、自分のアカウントで“いいね”55,000集めることにした。わかってる。会社が拒否したことをやってはいけないことはわかってる。でも、俺は焦ってんだよ。考えてみてくれ。俺はいま27歳。オカダさんが27歳の時どうだった？『G1（CLIMAX）』も獲って、IWGPのヘビー（級王座）も獲って。ジェイ・ホワイト、27歳でIWGPインターコンチ（ネンタル王座）、USヘビー（級王座を獲った）。ウィル・オスプレイ、（IWGP）ジュニア（ヘビー級王座）、『BEST OF THE SUPER Jr.』、そしてイギリス（RPW）の（ブルティッシュ）ヘビー級のベルト（を獲った）。27歳だって周りを見渡せば、活躍してるやるはごまんといる。そんな中で俺は、海外遠征にも行けず、まだ黒パンをはいて道場に住んで雑用をしてる日々だ。どうにかして俺は、この現状から抜け出して、もっとトップに昇り詰めたいんだ。いや、昇り詰めてやる。新日本プロレス、あんたらが何と言おうと、俺はあんたらに吠え返してみるぞ……」

引用：新日本プロレス公式