画像引用出典:新日本プロレスワールド
棚橋弘至のNEVERに対する考えは?オーカーンの正論にどう答えるのか?【新日本プロレス】
先日から気になっていたこと・・・
あれだけ多弁なグレートオーカーンが棚橋弘至について全くコメントしてこなかった。
後楽園ホール4連戦の最初の3連戦・・・
オーカーン「今日はとても忙しいんだ、余は。だから悪いな。熱くなってるところ。コメント出してやれなくて、棚橋。グヘヘヘ…」
また今日も忙しくて、棚橋にコメント残してやれん。残念だったなー」
悪いな、棚橋。今夜も、貴様にコメントは残せなそうだ
すべて引用:新日本プロレス公式
明らかにおかしい。
私の予想としては、棚橋からオーカーンに向けて何らかのコメントが発信されてからコメントを返すことを考えて、あえてオーカーンはコメントを出していないのではと考えていました。
そして、上記コメントの間の棚橋のコメントはオーカーン戦に向けてのものはほぼなく、天山小島との寸劇のようなやり取り。
唯一長文で語ったのがこちら・・・
棚橋「脳みそが……脳みそが……フル回転してる。NEVER以外のベルトの時はもう形があった。そういうものだっていうファンの認識があった。NEVER……、NEVERよ……。(ベルトに向かって)どうしたい? どうしたい? 俺は、お前と高みを目指したい。そして、俺が、そしてみんなが、納得する形でベルト巻きます」
引用:新日本プロレス公式
NEVERは通過点、目的ではなくあくまでも手段だと言い切っていた棚橋弘至。
しかしこのコメントを見ると、NEVERのベルトの価値を高めるとか、NEVERのベルトに自分の色をつけていくような発言と取ることが出来る。
おや?
と感じてしまう。
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次の日流石にオーカーンもこの部分に噛み付いてきました。
オーカーン「(※首をかしげて)うん……そうだなぁ……。棚橋。NEVERや貴様について語る前に、一つ質問がある。貴様が復活する手段だと言っていたNEVERのベルトを獲って、なぜIWGPに挑まない? 内藤はその手段とやらもなく、飯伏に挑んでいったぞ? ジュニアやタッグの王座は、この短い期間で2度大勝負をする。飯伏や棚橋も、やればいいじゃないか。あぁ!? なぜしない? 貴様らが試合を組んで盛り上げれば、嘘泣きまでして、『お客様が来なくて淋しいよ~。もっと来て~』って、わざわざ愚民に媚びを売らなくて済むじゃないか!
愛してんだろ、新日本を? だったら身を粉にして働けよ。有言実行して挑めよ。なぜしない? その答えを、待ってるよ。まさか、順番待ちしてるなんてことはないよなぁ? チャンスが来るのを。エサが来る鯉のように口開けて待ってるわけねぇよなあ? そりゃぁ貴様が言ってた心情と違うんじゃないか? まぁ貴様ならちゃんとスマホサイトの会員になって、ちゃーんと内藤のようにコメントまでチェックしてるんだろう。待ってるよ、答えを」
引用:新日本プロレス公式
今までの棚橋のコメント無しとは打って変わって長文で語る語る笑
貴様が復活する手段だと言っていたNEVERのベルトを獲って
なぜIWGPに挑まない?
正論でしょう。
私が抱いていた疑問と合致する部分がある。
オーカーンのフレーズから、棚橋弘至へのIWGP返り咲きに対する期待感すら感じてしまう熱弁ぶり。
しかし
しかし
グレートオーカーンがNEVERに挑戦しなければ棚橋弘至はすんなりIWGPに行けていたのではないか?
という矛盾も感じてしまう。
まあ乱入等で無理矢理にでもシングルマッチやタイトルマッチにこぎつけているオーカーンが語ると何故か納得感が出てしまいますが・・・
有言実行して挑めよ。なぜしない?
これの答えを棚橋弘至は用意できないでしょう。
先程のコメントの時点でNEVERのベルトにどうしたい?と聞いているぐらいですから。
棚橋弘至自身が方向性を定めきれていない。
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この日のコメントでも・・・
棚橋「(※カメラに向き直って)やりたいよーーにやられてる。まぁあんだけ勝ち続けたら、そういう気になるよね。だからこそ、俺は、NEVERの、このベルトの本質に、1日でも早く、1分でも早く、たどり着きたい。このベルトとの物語は、まだ始まったばかり。To be continuedで、いや、NEVER ENDINGで!」」
引用:新日本プロレス公式
NEVERのベルトの本質にたどり着きたいと発言。
中途半端なことをしている。
目的ではなく手段だったベルトに対して、執着している。
このあたりはしっかりと整合性をもたせてからタイトルマッチを迎えておきたい。
内藤哲也:いま、“神様”飯伏幸太が早急にやらなければいけないこと、それは…俺の意見に反論することではない。いま、“神様”飯伏幸太が早急にやらなければいけないこと、それは、2本のベルトを1本に統一したあとのビジョンを、皆様に、簡単に、そして、わかりやすく説明することだと、俺は思います。
引用:新日本プロレス公式
自分の考えをファンにわかりやすく示す。
コレが共感を生むし、試合への熱として返ってくる。
今後もオーカーンがこのあやふやな部分をねちっこく口撃してくるでしょう。
棚橋弘至にとって今NEVERのベルトはどんな意味を持っているのか?
ここに焦点を置いた論争が今後繰り広げられる・・・
東スポの記事ではある程度語っていますが・・・
「言われましたよ。『棚橋君には(腰に)巻いてほしくない。棚橋君が狙うべきはIWGP(ヘビー級王座)だから』って。柴田さんはそういう理由でアドバイスしてくれたんですけど」。
「みんなが納得する気持ちで巻きたいと思っているので。NEVERを巻くことによって進むべき方向が見えたら、誇らしげに巻きます。なんとなく石井(智宏)選手、柴田さんのイメージがあるじゃないですか。全部を変える必要はないですけど、新しいNEVERの行き先が見えるまでは巻かないです」
「なんのために取ったのかという問題になってきますから。最終的には石井選手を迎え撃ちたいですね。新NEVERと旧NEVERの戦いというか。例えばですけど、そういうプランはあります」
引用:東スポweb
腰にまかない理由を語っているが、オーカーンが指摘した手段としてのNEVER論争は語っていない。
もちろんIWGPについても何も無い。
最近ユナイテッドエンパイアが正論を掲げています。
オスプレイ「(※ビーにベルトを持たせて)また今日もおっさんの相手か! 俺が自らピークを過ぎた親父たちと闘いたいと思うか? もちろん、子供の頃はあいつらの大ファンだったし、今でも『NJPW WORLD』で過去の名勝負を見たりはするよ。全く尊敬してないわけじゃない! そして、俺が新日本のリングに上がってから、たくさんの外国人選手が後を追って新日本を目指すようになった。ロビー・イーグルスもその一人だ。それから俺はROHのアダム・ブルックスやスレックスといった新人発掘にも関わってきたし、新日本とREVPROの提携の架け橋にもなった。俺はそうやってプロレス界にたくさん貢献してきた。
だからこそ、年老いた選手がいつまでも我が物顔でリングに上がって、才能ある若者達に席が与えられない現状に我慢がならない。NJPW STRONGに出ているクリス・ディッキンソンやフレッド・ロッサーといった選手もそうだ。十分なチャンスをもらえていない。現実を受け止めるのは厳しいと思うけど、俺は会社のことを一番に考えてるからこう言ってるんだ。新日本の未来は俺の手にかかっている」
引用:新日本プロレス公式
オスプレイの言葉はキャラとしてではなく、本心で語っているようにも感じられる。
辻陽太ではないが、選手にも寿命がある。
美味しい時期というのは限られている。
方向性や発言方法は違うが、グレートオーカーンもウィル・オスプレイも新日本のことを思って発言している。
この訴えにどう向き合うのか?
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