【疑問】なんでKOPW2021の選手は2日とも東京ドームに出れて他の選手は出れないの?なんだかモヤモヤ【新日本プロレス】
先日発表となった1.4-1.5東京ドームの全カード・・・
ざっくり書くと・・・
1.4東京ドーム
- 0 『KOPW 2021』進出権争奪ニュージャパンランボー
- 1 高橋ヒロム 対 エルファンタズモ
- 2 ザックタイチ 対 タマタンガ
- 3 KENTA 対 小島聡
- 4 棚橋弘至 対 オーカーン
- 5 オカダカズチカ 対 オスプレイ
- 6 内藤哲也 対 飯伏幸太
1.5東京ドーム
- 0 スターダム提供
- 1 『KOPW 2021』決定戦4WAYマッチ
- 2 金丸デスペ 対 ワト田口
- 3 鷹木信悟 対 ジェフコブ
- 4 SANADA 対 EVIL
- 5 石森太二 対 ヒロム-ファンタズモの勝者
- 6 ジェイ・ホワイト 対 内藤-飯伏の勝者
ここで注目してほしいのが、1.4と1.5に両日出ることができる選手。
これはプロレスラーにとって最高に名誉なことであるし、内藤哲也も語っているようにプロレスラーなら当然狙っていくメリットのあること。
なにせプロレス界最大級のお祭り大会。世界的にも視聴者数もワールドで一気に跳ね上がることは例年のデータでも明らか。
その大会に2日連続で出場する。
その選手は数人しかいない。
2日とも出場することができそうな選手は以下のようになります。
どうでしょうか?
まず飯伏内藤勝者は新日本が誇る2大至宝IWGPとインターコンチを獲得した2冠チャンピオンとして1.5に上がります。
2日出場するのに文句ないでしょう。
ヒロムファンタズモはBEST OF THE SUPER Jr. 27とSUPER J-CUP 2020の優勝者としてすでに箔が付いた状態で勝者は1.5のIWGPジュニア石森戦へ進みます。
これも2日出場することに十分な妥当性があります。
上記2つのパターンはプロレス界のトップ中のトップということに異論はありませんし、誰しもが出たい新日本プロレス東京ドーム大会に2日連続で出場することに疑問も何も感じません。
必然であるとも言えるでしょう。
2日とも出れる枠はまずこの2名分
しかししかし・・・
ここからが問題。
- 1.4ニュージャパンランボーで最終残った4人
このカードだけで更に4名が2日ともに出る権利を獲得します・・・
ん~~~~
この人達って1.5にも出場するほどのカードなのでしょうか?
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失礼なのは十分承知で書きますが。
(まだ誰が出るか不明なので角が立たないと考えて)
1.4に出場することができる選手はニュージャパンランボーを除けば14名。
1.5に出場することができる選手はスターダムとKOPWを除けば12名。
しかも1.5は上述12名のうち1.4にも出ている選手が2名含まれています。
ということは実質10名。
これだけしか出場することが出来ない中・・・
なんとニュージャパンランボー⇨KOPWの流れに乗ると4名も東京ドーム2連戦行う権利が与えられています。
おかしくない?
モヤモヤするんですが
内藤哲也が言っていました。
内藤はこの判断に理解を示しつつも「1つの大会を2つに割ったようなカードになってしまったのかなと。事情ももちろん分かりますけど…お客さまがどちらに注目するかといえば、やっぱり1・4なんじゃないですかね」と分析。その理由としてオカダ、棚橋弘至(44)といった近年のドーム大会でメインを張ってきた看板選手が2日目の1・5に出場しないことを挙げる。
引用:東京スポーツ
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そう。
先程1.4-1.5東京ドーム2連戦できる可能性のある選手を挙げましたが・・・
その逆に2連戦出来ない選手も確定しています。
(赤字は近年主役級と考えられる選手です)
- ザック・セイバー・ジュニア
- タイチ
- タマ・トンガ
- タンガ・ロア
- KENTA
- 小島聡
- 棚橋弘至
- グレートオーカーン
- オカダカズチカ
- ウィル・オスプレイ
- 金丸義信
- エル・デスペラード
- マスターワト
- 田口隆祐
- 鷹木信悟
- ジェフコブ
- SANADA
- EVIL
- 石森太二
- ジェイ・ホワイト
さらに・・・
こちらもどちらかは1.5に出ることが出来ませんからドーム2連戦はかないません。
いままで東京ドーム大会で主役級で引っ張ってきたオカダ棚橋がこの扱いになっているにも関わらず・・・
ニュージャパンランボー⇨KOPW4WAYという取って付けたようなカードの出場選手にはドーム2連戦の切符を与える・・・
なんだか腑に落ちません。
KOPWがそれほどの価値を持っているならまだしも・・・
創設間もないタイトルであり、今回の4WAYも本来のKOPWのルールを持ち寄りファン投票で試合ルールを決めるというスタイルでは無いようですから、ここまで優遇するのはいかがなものかと思います。
こう話しているのも、次回を見据えて問題提起しておく必要があると考えたからです。
今後新日本プロレスは・・・
- 1.4 ニュージャパンランボー
- 1.5 最終4名でKOPW
このスタイルをテンプレ化していく可能性が非常に高い。
便利ですからね。
でもそれってどうなの?
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わずかしか無いドームのカード枠をそれで埋めていくの?
まあコロナが収束すればカード数が増やせるのでそのときはそれで良いのでしょうが、今回のドーム大会は試合数が限られている状況でのこの選択・・・
ちょっとどうなのかな。
例えば2020年みたいに1.5でIWGPとインターコンチの敗者同士を戦わせるスペシャルシングルマッチのほうが試合に重みがある。
今回で言えば・・・
1.5スペシャルシングルマッチ(または次期2冠戦挑戦者決定マッチ)
- 1.4の2冠戦の敗者 対 オカダカズチカ対ウィル・オスプレイの勝者
とかどうでしょうか?
それなりの箔が付いてるし妥当性があるカードだと思うけれど。
いずれにしてもKOPWの価値が高くないのにこのカード編成にした新日本プロレスに少しがっかりですね。
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