画像引用出典:新日本プロレスワールド
【これもプロレス】ついにスポーツからライブエンターテイメントへ大きく舵を切った!!!【新日本プロレス】
今回の大阪大会・・・
衝撃!ジェイが飯伏から疑惑の勝利で、史上初めて権利証が“移動”!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年11月7日
内藤はEVILに逆転勝利で、二冠王座を死守!
どうなる東京ドーム2連戦…!?
※11.7大阪大会の結果はコチラ!
⇒https://t.co/pWqyVrokcC#njpst #njpw pic.twitter.com/fD1HBYqlgG
まあね、いろいろあったのでそれはそれでイイんですが、飯伏 対 ジェイの試合の結末はなんともお粗末でしたね
【新日本】飯伏〝疑惑の3カウント〟でジェイに苦杯! G1王者の王座挑戦権利証防衛失敗は史上初 #njpwhttps://t.co/m24chDiD5W
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) 2020年11月7日
このレフェリーの位置からジェイがロープに足掛けて抑え込んでいるのが見えていないっていうのは・・・・
へえ~~~~
何があったかというと、ジェイ・ホワイトがロープに足をかけたまま逆さ抑え込みをし、レフェリーが気づかずにそのまま3カウント。
飯伏幸太は激昂という結末。
権利書マッチはジェイ・ホワイトの勝利との判定は覆らず、ジェイはメイン終了後に内藤哲也に1.5でのダブルタイトルマッチを要求。
まあ私としてはプロレスは【何でもあり】なので【これもプロレス】であると考えますが・・・
新日本プロレスとしてはどう考えるんでしょうね???
試合中の選手の【反則】ではなく、単なる所属レフェリーの【失態】。
技をかけたジェイ・ホワイトは全く責められることはないと考えます
彼がやったことは【何でもあり】のプロレスの範疇での話。
しかしレフェリーが【何でもあり】に含まれるの???
【これもプロレス】と考えることができるファンとできないファン・・・いると思うけど。
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しかもこの後の展開で、例えば・・・
- 新日本プロレスがレフェリーの失態を認める
- ジェイ 対 飯伏は権利書争奪再試合
- もしくは飯伏 対 内藤を1.4にやっちゃう
などなど起こると何が何やら・・・
誰が得をしたのか?
と考えると新日本プロレスだけでしょうね。
これで1.4-1.5は混沌としてきました。
変な話題性と注目度の高まりが生まれた。
炎上商法といっても過言ではない
ここまで書いてきておいて私は特にこの件について【怒り】とか【悲しみ】などはありません。
しかし気になることがある。
新日本プロレスは株式上場を掲げてここ数年は企業目標を立てているはず。
当然それにふさわしい経営と透明性のある運営が求められてくる。
わかりますか?
株式上場となるということは当然一般の【株主】が存在する。
ということは【株主】に対して説明責任が生じてくる。
あなたが新日本プロレスの株を所有していたとしよう。
1株1500円で100株の所有。(15万円分)
今回の件で新日本プロレスの運営に不満が噴出、ファンが離れて株価も低下したとする。
そうするとあなたが【損】します。
実質的に金銭的【損】が発生する。
新日本プロレスの株価が1株1500円で100株所有していたのに1株1200円になってしまった。
15万円が12万円に減る。
3万円の損
レベル低いレフェリングのせいで笑
しかも新日本プロレスは『疑惑の勝利~』とかやってるわけ。
『まあ、これもプロレスだから』と考えられるでしょうか???
『どうなってるんだ!新日本プロレス!!!株主に対して説明と謝罪をしろ!』
こうなるのが普通の上場株式会社。
だって【スポーツ】で不正があって私達知りませーんとはならないでしょう。
プロ野球やサッカーで同じことが起きても大問題で謝罪と罰金や欠場処分等々当然ある。
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ん・・・
まてよ・・・
あ~すべてが分かってしまった!
新日本プロレスの策略が!!!
その策略の答え・・・
【ライブエンターテイメント】への変容
今までの新日本プロレスはあくまでも【スポーツ】なのだと自らをジャンル分けしていました。
【スポーツ】というプロ野球やサッカーと同じジャンルに所属する。
この考えで行くと正確なレフェリングが求められるのは当然の形。
しかし・・・これが【ライブエンターテイメント】だとすると???
ライブエンターテイメントとは・・・
- コンサート
- フェス
- ミュージカル
- 演劇
- スポーツ興行
- eスポーツ大会
- 各種ショー
これらの総称のこと。
今までの新日本プロレスはこの【ライブエンターテイメント】の中の【スポーツ】なのだとジャンルわけしてきました
しかし今年『おや?』と思う出来事があった。
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今回のコロナ渦において馳浩議員やスポーツ庁職員へ要望書を提出。
(これには他のプロレス団体も含まれます)
木谷取締役:本日は緊急事態宣言のなかお集まりいただきありがとうございます。今回の要望書は私の名義になっておりますけれども、プロレス界全体、さらにはスポーツ界、ライブエンターテインメント界全体の課題だと思っておりますので、そのようにお受け取りいただければと思います
引用:新日本プロレス公式
木谷取締役:これでプロレス界だけでなく、ライブエンターテインメント界復活への第一歩にはなったと思います。再開の目途が立つのはまだ先ですが、こうして支援策もいろいろと提示していただきましたので、思い切って要望書を提出させてもらってよかったです
引用:新日本プロレス公式
しきりに【ライブエンターテイメント】というフレーズがでてくる。
プロレスを【スポーツ】とするのか【ライブエンターテイメント】とするのかは大きな違いです。
だって【スポーツ】は【スポーツ】でしかありませんが、【ライブエンターテイメント】は・・・
- コンサート
- フェス
- ミュージカル
- 演劇
- スポーツ興行
- eスポーツ大会
- 各種ショー
の総称なのですから。
今後新日本プロレスは【ライブエンターテイメント】会社であって【スポーツ】会社では無い。
そうすれば今回例としてあげた不正なレフェリングによる株価の低下が起こった場合も【ライブエンターテイメント】であるとの理由で切り抜けることができます。
最近のレフェリーへの暴行後の乱入等の無法地帯状態の放置も【ライブエンターテイメント】
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いや~便利な言葉です!!!
【ライブエンターテイメント】!!!
今回のジェイ・ホワイトの試合・・・この【ライブエンターテイメント】の方向に大きく舵をきったのではないかと推測します。
それは今まで新日本プロレスが恐れていたタブーへの【答え】でもある。
【プロレスってやらせなのですか?】
【いいえ、ライブエンターテイメントです!】
【どういうことですか?】
【スポーツの要素もありますし、ミュージカルやショーの部分ももちろんあります。ライブエンターテイメントですから】
【どの部分がスポーツでどの部分が演出なのかはお客様で判断して楽しんでいただけます】
【上場したとして株主に対してはどのように説明していきますか?】
【先程のどの部分がスポーツでどの部分が演出かは企業秘密になります。当然株主様に対しても企業秘密です】
これが今後の新日本プロレスの大枠になることは確実。
この記事でも木谷取締役が同じことを言っています。
そのWWEが、1999年、ニューヨーク証券取引所(現)に上場した時、ディスクロージャー(情報公開)の一環として「プロレスはシナリオのあるエンターテインメントである」ことを公表した。これと同様のカミングアウトらしきものが日本でも求められるだろうか。
「日本ではいらないと思います。たとえば株主総会で質問が出る可能性はあるかもしれない。それに関しては『ではあなた、ゲーム会社にプログラム・ソースを出せと言うのですか?』という風に言い返せばいい。ゲーム会社にはそう言えないはずです。だから『そこは企業秘密です』ということでクリア出来る気がしますね。
引用:東洋経済ONLINE
新日本プロレスは【ライブエンターテイメント会社】
こうすることで今回のようなことが起きても今まで通りの新日本プロレスであり続けることができます。
今回の件もいくらファンが不満に思おうが知ったことではないのです。
ミュージカルの結末が主人公にとって悲劇的なものだからといって謝罪や罰金とはならないように。
こう考えると今回のジェイ・ホワイトの件もあなたも納得して今後の展開に期待することができるのではないでしょうか?
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