画像引用出典:新日本プロレス公式
12月15日に開かれた会見…サイコーだよ二人とも。
会場騒然! 内藤が王者の顔面に水を吹きかける“侮辱行為”で、ジェリコがブチキレ!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 15, 2018
IWGPインターコンチネンタル王座記者会見は大荒れ!!【12.15会見】
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以前私が書いたフレーズ。
『1.4までに果たして内藤はジェリコを自分の土俵に上げることができるのか』
この答えが今回の会見ではっきりと示されました。
その前に…おさらい。
今回の会見が開かれる前に内藤が動画を公開しましたよね。
LOS INGOBERNABLES de JAPON
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) December 11, 2018
Autoproclamado "superestrella mundial" Sr. Chris Jericho pic.twitter.com/dgoSaNibLj
私はこの時点ではまだ内藤哲也対クリス・ジェリコにノレませんでした。
その理由は私の目には内藤が幼稚に映ったからです。
未だにジェリコが『自称』世界のスーパースターだという話。
見た目とか相手のTシャツをディスることでの発生する対立構造。
弱い。
そんな幼稚な理由では私のマヒしたプロレス心は刺激を受けない。
無理やり感が強いんですよ。
しかも前回からたいして理由が変わっていない。
一番ノレない理由は内藤の感情が見えないからだと感じています。
ジェリコと戦いたいって感情が見えない。
相手はチャンピオン。しかも自分が負けている立場。
しかももう内藤とはやらないって言われている。
そんな立場なのに『会見に乱入してこない』とか『試合に乱入してこない』とか。
その流れ、ノレない。
相手はキャリアも知名度も実績も現有タイトルも対戦成績も全部上回っている。
自分が動かないと話が進むわけがない。
なのに相手の行動の待ち状態。
動画での煽りも幼稚で感情がない。
あくまでもプロレスの中の流れであることは十分わかっています。
無茶苦茶な流れからのタイトルマッチ。
腐るほど見てきた。
でも選手のレベルで許容される流れも変わる。
内藤哲也はこんなもんじゃない。
その考えから今の流れは許されるレベルではない。
つまらないのだ。
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意識高い系の大学生がスカして世の中わかってますよって気取っているように感じる。
あーみんなその流れね、俺はそんなことやりませんよ。
こんな俺ってオトナでしょ?
ちょっと上から目線で話されている感覚。
もやもやもやもや。
内藤がジェリコと戦いたいんだろ?
だったらこんな回りくどいことしてないで・・・
心の奥にある思いをしっかり行動で示せ!
ごめんなさい。内藤のアンチではありません。
期待が大きいんです、彼に対する期待。
新日本最大の大会、1.4東京ドームを盛り上げてくれる選手。
我々に常にドキドキ・ワクワクを与えてくれる選手。
その選手がスカしている。
これでは対戦するジェリコが可愛そう。
えっ俺が盛り上げるの?このカード。
って言う声が聞こえてきそう。
ジェリコもきっとこの流れノレないんじゃないかな。
そして公開されたジェリコのアンサー動画。
Last June, Dominion was First Blood but @IAmJericho promises #njwk13: “It’s not going to be a classic, it’s going to be a WAR!”
— njpwworld (@njpwworld) December 13, 2018
Check out Chris Jericho's response!
「俺はトランキーロじゃいられないぜ!」@s_d_naito のメッセージ動画を受け、クリス・ジェリコが即返答#NJPWWorld #njpw pic.twitter.com/ojD3lE5aHA
ジェリコ「何よりも重要なのは6月のDOMINIONでオマエから王座を奪い取ったやつってことだ」
「俺が王者として日本を去ったことがオマエをイラつかせている原因なんだろ?」
「オマエをイラつかせる原因は俺がオマエを倒したという現実だ」
出典:新日本プロレスWORLD
まさに正論。
Tシャツや世界的なスーパースターがどうだとかはどうでもいい。
実際に動画の中でジェリコもそう言っている。
そんなしょうもないところに突っかかってくるのではなく。
ジェリコに負けたことが内藤を苛つかせ、再戦への行動に移させた。
それが俺たちが戦う理由。
さすが世界的なスーパースタークリス・ジェリコ。
本筋をしっかりととらえ、ブレない対立構造に誘導し直してくれたね。
しょうもないスカした大学生の理論には付き合わなくていい。
よかった。
ジェリコはやっぱり良いレベルしてるよ。
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内藤哲也は果たして気付くのか?
今回の会見に話を戻します。
以前までの内藤の論法、世界的な~Tシャツが~ペイントが~。
もうやらないと思っていたら…まだやってたよ。
内藤「“世界のスーパースター”ですから。きっと、なにか狙いがあって、この場に来て下さったことでしょう。まさか、新日本プロレスに『来てくれ』って言われたから、ノコノコと日本に来たわけじゃないですよね? そのへんの話、是非聞かせてほしいなぁ。ねぇ、“世界のスーパースター”クリス・ジェリコさん。世界が唸るようなコメントを是非、この場でお聞かせてください」
出典:新日本プロレス公式
いやいや、あなたが対戦したいんでしょう?
なんでジェリコが世界が唸るようなコメントを求められているのか意味不明。
対戦しなくていい相手に付き合ってやっているんだから。
まだスカした大学生みたいなことしてんのかよ。
気付いてくれ!
内側にある本当の思いをさらけ出す。そして思いのままに行動する。
今それが必要とされる場面だよ。
ジェリコ「この試合に関しては、俺がどれだけのレジェンドであるかということよりも、お前を『DOMINIION』で倒して、このベルトを獲った。この事実が一番重要なんじゃないか」
「間抜けなメイクをしようとも、お前のTシャツをパクろうとも、『俺がお前を倒した』これが事実でそれ以外なにもない。」
「ナイトーの願いを叶えてやったというのが、この対戦を決めた大まかな理由だ。」
出典:新日本プロレス公式
またまた正論。
ジェリコのメッセージはブレていない。
もう内藤はスカしてられない。簡単に言うと論破されたのだから。
ほら、もう言いなよ本心を。
恥ずかしいことじゃない。
それこそが私が求めているもの。
そしてクリス・ジェリコもきっと求めている。
このカードの戦う意味。
今はここの定義付けが足りていないんだ。
ジェリコが何度も何度も何度も方向転換させてくれているんだ。
気付け内藤!
内側にある本当の思いをさらけ出せ!
そして思いのままに行動しろ!
内藤「やはりもうピークを過ぎた選手なんだろうなという印象があるわけですよ。そんな選手に俺は大阪城ホールで負けてしまった。人生最大の汚点だったかもしれないですね。」
「あのベルトを保持しているからこそ、大きい顔をできる。新日本プロレスも彼を優遇する。その原因を作ってしまったのが、俺なんでね。」
「このベルト、彼から奪い取って、そしてクリス・ジェリコをこのリングから葬り去りたいなと思います。それが東京ドームに向けての一番のモチベーションですかね。」
出典:新日本プロレス公式
やっと
気付いたー!!!
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やっとやっとやっと内藤の本心が聞けた。
そしてこれこそ私とクリス・ジェリコが求めていた答え。
内側にある本当の思いをさらけ出せ。そして思いのままに行動しろ。
スカした大学生みたいな答えではないド直球の感情。
これこそ求めていた刺激。
これであとは思いのままに行動してくれたら俄然ノレる。
と、思っていた矢先に…
水ぶっかけキターーーー!!!
はい、ジェリコさんやりましたね。
これで完成です。
完全な対立構造。
もう言うことなし。
ジェリコがそうそうこれこれって感じに一気に盛り上げる。
やっぱり待ってたのね、内藤の感情が見えることを。
スカしたワケのわからない挑発にノラなかったあなたは偉い。
内藤も自分の土俵にジェリコがノってこないことがわかった途端のギアチェンジ。
『そうかい、じゃあそっちの土俵で勝負してやるよ』って感じの行動。
すばらしい!
これで私も内藤対クリス・ジェリコに注目することにしよう。
読了ありがとうございました。
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