今回のシリーズ中に組まれたドリームタッグ。
あなたはご覧になっただろうか。
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 7, 2018
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振り返ると今回の新日本のオカダと棚橋合体の盛り上げかたは半端なかった。
ワールドタッグリーグ中にわざわざドリームタッグと銘打って大々的に宣伝。
前半のロスインゴとケイオスのタッグマッチとの扱いの差は歴然でしたね。
オカダと内藤がぶつかることが、さしてクローズアップされることもなく。
内藤としてはせっかくプロフェッショナルに出演。
世間への知名度が抜群の時にしっかりアピールしたかったはず。
しかしフル参戦は敵わず、ドリームタッグに話題を持っていかれた形。
Jr.タッグ前哨戦の意味合いが強かったのもありますが。
肝心の対戦相手のクリスジェリコとの前哨戦も今のところ組まれず。
記者会見に乱入すらしてもらえてない。
話題から完全に蚊帳の外にされている。
内藤哲也、不遇だね。
自己プロデュース力がいくら高くてもこの扱いだと流石に厳しい。
スマホサイトでも愚痴ってましたね。
内藤「要するに、新日本プロレスは我々3人を必要としていないってこと。」
(中略)
「なんなら、ドリームタッグよりもお客様の心に響くプロレスをお見せできると思うんだけどなぁ~。
いやぁ、非常に悲しいですよ…」
引用記事:新日本プロレス公式
やる気も実力もあるのに活躍の機会が与えられない。
私が社員なら完全に腐りますね。
しかも自分よりもチャンスを与えられているにもかかわらず、チャンスを活かしきれないダメ社員がいると尚更不機嫌になります。
その場所変われよ!もったいない!ってね。
このドリームタッグにもそんな状況が発生している。
そう、こんな状況の内藤哲也より遥かに良い環境にいる男がいるのだ。
そしてその厚遇を活かしきれていないダメ社員。
KUSHIDAだ。
ワールドタッグリーグ中に結成されたドリームタッグ。
棚橋・オカダ・KUSHIDA・(ロッキー)組。
ロッキーは置いておいて、棚橋オカダKUSHIDAは新日本のトップ中のトップと言って問題ない。
あなたも異論は無いはず。
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直近の記録から考えても疑う余地はない。
棚橋=2018年G1覇者。
オカダ=史上最多のIWGPV12達成、前IWGPチャンピオン。
KUSHIDA=現IWGPJrチャンピオン。6度目の戴冠。
文句無し。まさにドリームタッグにふさわしいメンバーだ。
新日本の公式では棚橋とオカダがタッグを組むことが大々的に取り上げられている。
しかしKUSHIDAも決してそれらと劣ること無い位置にいる。
ドリームの一翼を担っていると捉えても問題ない。
実際に、今回のドリームタッグマッチ8人中シングルチャンピオンはKUSHIDAのみ。
唯一のチャンピオンで出場している試合。
そして対戦相手にはイッテンヨンで対戦する石森がいる。
環境としては最高に仕上がっている。
内藤哲也が出れない舞台に最高の形で臨めているのだ。
ここは是非チャンピオンとして上から目線で対戦相手を煽り、今後の展開を盛り上げてくれるはず。
もう間もなく新日本、いや日本最大のプロレスイベントが始まるんです。
レスラーならなんとしても自分の試合に注目させたい。
特に今回のドリームチーム結成を利用するにはもってこい。
いやでも注目が集まっていいる。
試合中に白熱した試合をすることはもちろん重要。
しかし試合後のコメントも重要。
ファンに自分の言葉で感情を伝えられる場所。
前に私は言いましたね。
リング上が最高の舞台で次にバックステージが重要だと。
ここでKUSHIDAはなにを語るのか。
どうイッテンヨンタイトルマッチを盛り上げるのか。
ファンとしては楽しみですよね。
Twitterもバスの写真しか取り上げないし、スマホ日記もぱっとしないKUSHIDAさん。
せめてバックステージコメントで白熱した争いしていただけるんですよね。
ではまずドリームタッグ1試合目のコメント。
KUSHIDA「チキショー、やられた……(※とだけ漏らして控室へ)」
引用記事:新日本プロレス公式
まぁ最初はね、しょうがないですよ。
ブレードランナーでKOされそこから石森がダメ押しのブラディークロス。
コメントを残す気力は無いでしょう。
次に期待次に期待。
きっと次こそ石森とのタイトルマッチを白熱させるフレーズをひねり出してくれるに違いない。
そして迎えたドリームタッグ2試合目。
KUSHIDA「話題になってる棚橋&オカダ組、棚橋&オカダ組に俺は敗北宣言をまだしてない、するつもりもない。前哨戦、棚橋にもオカダにももちろん石森にもぜってえ負けねえ。」
引用記事:新日本プロレス公式
KUSHIDAは一体誰と戦っているのか。棚橋&オカダ組に敗北宣言てなに?
もしかしてKUSHIDAは全方位に喧嘩を売っているのか。
オカダはCHAOSだから敵対してもわかるけど、棚橋にも?
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同じチームにライバル心や対抗意識を燃やすのは悪くない。
でも今じゃないでしょ。
さっきも言ったようにもう間もなく新日本、いや日本最大のプロレスイベントが始まるんです。
そこでタイトルマッチ組まれているんですよ、KUSHIDAさんは。
まさか…いまさら対ヘビーとかを持ち出しているわけじゃないですよね。
今そんなのいらないから。
石森に集中してよ。
マジで。
石森に松葉杖で強襲されただけで決まったタイトルマッチ。
なにか対立構造が見えないとファンは乗れないよ。
あなたもそうでしょう。
なぜ戦うのか。
何が気に入らないのか。
今後どうしたいのか。
それが事前に伝わっているだけで格段に試合が面白くなる。
ハイ次に行きます。3試合目。
KUSHIDA「(チームワークは)悪くないと思う。いきなり組まれたカードだけどなんだろ、このチームで結果を残さないと。勝たなきゃいけない気がしてきましたね。ネガティブなことが蔓延してる世の中だからこそ、この4人で勝って、のろしを上げなきゃダメでしょう。(※控室に向かう際に)クソッ、また負けた(※と漏らす)」
引用記事:新日本プロレス公式
ネガティブが蔓延している云々のあとにネガティブ発言してしまうのはわざとなのでしょうか。
そして石森に対する深い内容のコメントは無い。
今の所、棚橋オカダに負けたくないってことしかわからない。
しかも今回はこのチームで勝たないとって言い出しました。
チームのなかにライバル作るような発言を前回しておきながらこのコメント。
何がしたいのかブレてますね。
せっかくの大チャンスなんですよ?
タイトルマッチ盛り上がるかどうかはここのコメントで変わる。
いや、変えることが出来る。
KUSHIDA次第でファンは熱狂し、次の前哨戦にも期待し夢中になる。
内藤だって最初は注目されていなかった。
でも、バックステージで何度も伝えたいことを繰り返し発信することでファンの支持を得たんです。
何がしたいのかが明確にファンに届く。
そのために発信する。
なのにKUSHIDAはその貴重な場面でブレたこと言うし、ズレたことを発信している。
今は石森に集中するとき。
タッグ組まれていてもあくまで石森に向けてコメントするとき。
もうそろそろわかってくださいよ。
では第4試合目。
KUSHIDA「コーナーで控えてて、正直言って、2人の背中はデカイよ。デカイ。腰にベルトを巻いてないかもしれない。IWGPジュニア、これで6回目(の王者)。チャンピオンの中のチャンピオン。まだまだチャンピオンになっても、その階段があるっていうのに、チャンピオンになって初めて気づかされた。あの2人もいま、ベルトを持ってないかもしれない、棚橋、オカダ。それ故に……なんでしょう……一心不乱と冷静沈着、同時に掛け持ってるような。
(中略)
俺はそこを目指していきたいから。コーナーに控えてて、同じチームを組んで、まだまだ学ぶことはいっぱいありますよ。」
引用記事:新日本プロレス公式
なるほど。とにかく棚橋オカダから何か吸収したいんですね。
はいはい。
このあと5,6,7試合のコメントがあるんですがもう良いです。
あなたにここまで付き合わせるのもかわいそう。
働いているときにたまにいる、チャンスを棒に振る典型ですね。
経験の浅い若手社員ならしょうがないですよ。
そのチャンスを嗅ぎつける嗅覚も経験も実力も持ち合わせていないのですから。
しかし経験のある社員はここを逃すようではダメ。
全く使えない。
年齢だけ重ね、チャンスを貰いながら棒に振る。
だったらそのチャンス別の人に譲れよ。
今回のKUSHIDAの言動。
全くファンの心を掴んでいないと思いませんか?
全部で7回もコメント残せたんです。
しかも相手はタイトル争う石森。
なぜ盛り上げない。
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こんなことならKUSHIDA引っ込ませて棚橋オカダ内藤のドリームタッグ見たかったよ。
そこの場にいて当然と思うと人間は成長しない。
常に自己ブランディングをおこない存在意義に勤めなければ居場所を失う。
KUSHIDA、ちらっと噂に出てるWWEへの移籍…本当なんならさっさと行ったほうが新日本のためになるんじゃない?
勘違いしないでほしい。
ココまで言っちゃうのはKUSHIDAに悪いところを直してほしいから。
期待していない人物に改善点は指摘しない。
あなたに期待しているからこそ、指摘しているのです。
この考え方、ビジネスで超重要。
指摘されなくなるともう居場所無くなってるよ。
そうなる前に…実行だ!